※当記事の内容は2025年2月のものとなっております
目次
知床でオオワシクルーズに参加

2025年2月10日
北海道、羅臼町でオオワシの撮影クルーズに参加してきました!
今回は知床ネイチャークルーズさんの流氷・バードウォッチング8時30分の便で撮影に参加してきました!
クルーズの詳細や運航予定、予約などはこちらの公式サイトで確認できます⇓
知床ネイチャークルーズ | クジラ・イルカ・バードウォッチング | 流氷

実際にクルーズに参加して感じた改善点と「もっとこうすべきだった!」という反省点がみなさんの助けになれば幸いです!
撮影するときのポイント!
①SDカードはできるだけ容量が多く性能が高いものを
一番気を付けていただきたいポイントなのですが、SDカードは可能な限り容量大きめで性能のいいものを持っていきましょう!
私が参加したクルーズでは流氷が知床まで流れてきていなかったため、通常は2時間半のところを1時間半の短縮クルーズとなりました(短縮分で価格もお安くしていただけました)。それでも、撮影が始まって1時間がたった頃には2000枚あった残り撮影枚数が100枚を切ってしまい焦り始め…残りの10分はシャッターを切るのを節約ぎみにしつつ、明らかなミスショットを削除しながらなんとかやりくりしました。

想定以上に連写を使用しながら、ひたすらワシたちを追っているとあっという間に残り撮影枚数が減っていたみたいです…
今振り返るとミスショットの削除中に何度もシャッターチャンスを逃してしまい本当にもったいなかった!SDカードの容量不足は今回の撮影旅行唯一の後悔になったので、ぜひせっかくの知床!羅臼!と思って256ギガや512ギガのSDカードを持って行ってみてください!

私の場合はボディがα7CIIで1枚1枚の写真のデータ容量は少ないにもかかわらず容量不足になってしまい本当に焦りました…
(RAW撮影のみで128ギガのSDカードを使用していました)
➁レンズは100~400mmほどの望遠ズームがオススメ
今回のクルーズにでは撮影用レンズとしてSONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSを使用しました。
撮影を行うエリアに入ると船員さんが魚を海へと投げ入れていきます。投げ入れてくれる位置が船から近いことやオオワシ、オジロワシ自体が大きいこともあり望遠側の500mmや600mmまでズームして撮影するタイミングはほとんどありませんでした!
船のすぐ近くに投げ入れられた魚を狙うワシたちには200mm程度。遠くに投げられた場合でも300~400mmで撮影している写真がほとんどという結果でした!私の中で一番とらえたい瞬間は水中の魚を文字通り鷲づかみにするタイミングだったので特に200~400mmを多用していました。
船の周りや上空を遠巻きに飛び回っているワシを撮影したいとき、港近くの堤防に止まって休んでいるワシを撮影するときには600mmまで使うかなといった感じでした。

クルーズ中の撮影のメインを水中に飛び込むタイミングや鷲づかみにする瞬間に据えるのであれば100~400mmなどの少し望遠側が短めのレンズで軽量なものを選ぶと長時間扱うのがグッと楽になってくると思います!

私の腕力と技量では200~600mmレンズだと長時間の撮影と揺れる船上でのフレーミングはなかなかにハードでした!
流氷がある場合は適切な焦点距離が変わる可能性があるので流氷なしの場合の参考にしていただければ幸いです!
③防寒装備はしっかりと!
真冬の北海道の海上で風にさらされながらの長時間撮影となるため防寒対策は最重要事項です!船の航行中は風が冷たすぎて耳を守る防寒具やしっかりした防風対策も必要となります。ここでは私が実際にクルーズで使用した衣服や装備をご紹介します!
靴:ワークマン 「氷雪耐滑ケベックネオ」
今回の北海道旅行用に購入したワークマンの防寒ブーツです。これは本当に買っておいてよかった!所持しているモンベルの登山用靴下(普通の靴下よりも厚手になっています)とこのケベックネオの組み合わせだけで旅行中、クルーズ中足元は寒さ知らずでした。
雪道を歩く時の滑り止めもよく効き、保温力が高く念のために持っておいていた足裏用カイロを使用せずとも十分暖かく非常に助けられました!

北海道用にはもちろん雨や雪で冷え込んだ日の普段使いブーツとしても活躍してくれているのでオススメです!
航行中は風が冷たすぎて耳を守る防寒具やしっかりした防風対策が必須!
上半身:サイクリング用の保温インナー二枚 + モンベルのフリース + 日常使いのダウンアウター
愛用しているサイクリングで有名なウェアメーカーCRAFTのインナー、モンベルのフリースジャケットとインナーをなるべくアウトドア用途の暖かいもので固めておくことでしっかりした防寒対策になっていきます。

個人的に「CRAFT」のインナーが非常に保温力が高くストレッチ性もよく、過酷な環境にオススメです!
※追記 現在日本でのCRAFT代理店がなくなり入手が難しいようです…
下半身:ユニクロ極暖ヒートテック + 日常使いの裏起毛ジーンズ + モンベルのレインパンツ
モンベルのレインパンツ(8年ほど前のモデルで名称がわかりませんでした)をアウターに履いたことでしっかり風が防げるようになり一気に暖かさが増しました。薄手の雨具でもいいので重ね履きして防風対策とするのがオススメです!
帽子:YFFSFDC パイロットキャップ
今回の北海道旅行は一週間前に急遽予定をたてたもので、防寒用の帽子を持っていなかったため急いでAmazonで購入しました。1,200円程度とお安いながらも非常に暖かく、本当に寒いときに使える取り外し可能なフェイスマスク付きです。
船上での冷たい風は耳が痛くなるほどなので耳までしっかり覆ってくれる形の帽子は必須だと感じました!
手袋:HAKUBA カメラマングローブ GW-PRO
船の航行中は寒すぎて手袋をつけていても少し寒く感じるほどだったのでなるべく厚手のものを持っていきました。親指、人差し指などカメラの操作に使う指は出せるタイプのグローブがオススメです!
船が止まって一度撮影タイムに入ってしまえば夢中でシャッターをきるし、望遠を振り回し続けていると気付いたときには指先が暖まっていました。そのため、撮影タイムに入るまでしっかり保温するためのアイテムと考えるといいと思います!
④想像以上の体力消費にしっかり備えよう
注意点としてクルーズの参加人数によっては一脚、三脚の使用ができなくなることがあります。実際に私が参加したクルーズの便では一脚などを置くスペースがほとんどないほどの混雑でした!

そのため2時間半のクルーズ時間中ひたすら手持ちで望遠レンズを使い続ける可能性があります。私自身は腕力があまりないこともあり、今回の短縮クルーズでも腕がプルプルするくらいには疲れていました!
さらに船が止まっているタイミングでも波による多少の揺れはあり、そのなかでどのワシがこれから飛び込むのかを事前に確認して望遠で追ってフレーミングして…と常に集中力を使いながらシャッターチャンスを狙っていました。
港に帰ってきてから一気にドッと腕の疲れと集中力切れに襲われて、想像以上に体力を使うハードな撮影だったんだと実感しました。寒さ対策を万全にしつつなるべく体力消費を少なくしながらクルーズ時間をしっかりすべて楽しみきれるようにしていけるといいと思います!
まとめ

望遠レンズを使うことも野鳥撮影自体もまだまだ初心者ですが、知床のオオワシクルーズは最高の体験でした!「こうしておけばよかった!」と思うこともありましたが、それも含めて私の体験がみなさんのお役に立てば幸いです。
知床はアクセスがそう簡単ではなく、寒さや雪に風と過酷な環境でした。それでも、その過酷な環境だからこそ体験できる大変さも含めてぜひ実際に体験していただきたいです。なにより、雄大な自然を楽しみつつその中で良い写真が撮れると最高な気分になれますので非常にオススメのクルーズです!
